WAKAO STAGE CRAFTS

見えない「音」にこだわり、演出にもマッチする音響を表現したい。 見えない「音」にこだわり、演出にもマッチする音響を表現したい。

入社12年目

技術部音響課 音楽系大学卒業 Mさん

お仕事内容について、
教えてください。

音響チーフとして現場を任され、
サポート業務にも奔走しています。

演劇やバレエ、ダンスなどを行う舞台の音響チーフを務めながら、オペレーション業務をしています。他に劇場管理の音響スタッフとしてサポートにまわることもありますし、音の編集作業も行います。現場のケースで例えれば、バレエやダンスなどの公演はマイクをあまり使わないので、音響の仕事は一人の仕込みでも十分に対応できます。また、イベントなどで転換が多い場合には、スタッフの人員が多くなりますね。入社当時は音響課に在籍しながら照明業務も行っていたので、その知識や技術が身につき、今でも人手が足りないときは照明スタッフとして現場へ行くこともあります。

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Mさんの仕事比率

入社の決め手や、
実際に入社して
感じたことは何ですか?

地元で舞台の仕事をしている会社が希望で、
母との縁も決め手に。

ビッグバンドをはじめ音楽に興味があり、将来は音響関連の仕事に就きたかったので、大学は将来を見据えて音響について学べる学科を志望しました。大学では舞台音響や録音技術など、基礎的な知識や技能を習得。就職当時は、録音業界よりも一般企業に就職する同期がほとんどでした。私は地元で舞台音響の仕事をしたいという進路も定まり、ゼミの先生に相談して紹介されたのが若尾綜合舞台でした。それを母に伝えたところ、以前現代舞踊で母が出演していた舞台の業務を弊社が担当していたことを知り、その巡り合わせも入社の決め手となりました。

12年のキャリアで実感することは、「演目や演出をきちんと理解して音をつくる」という本質です。「この場面は照明に合わせて音の響きを絞った方がいいかな」とか「演出家が求めている音響効果はこうかも」など、“視る”と“聴く”の一体感を求めた表現にこだわることを重視しています。特に若尾綜合舞台は、一つの舞台を各スタッフが連携しながらでつくりあげることができるのが魅力。コミュニケーションを交わし、フォローし合いながら完成させることのできる素晴らしい環境だと思います。

今後めざしたい目標、
かなえたい夢を語ってください。

技術を磨きながら、
後輩の育成にも尽力していきたいです。

最近では、自分のことよりも後進を指導する目線になっています。例えば、疑問や判断に迷ったときは、すぐに質問できるように。そして私はすぐ答えられるように。そんな関係づくりに努めています。私たちの仕事は本番を完璧に進められるように事前準備や打ち合わせに万全で臨みますし、スピードとクオリティを求めなくてはなりません。表現をつくる世界なので正解はありませんが、なぜ、そうしたのかという意志や意図をもって仕事に取り組める人材を育てていきたいと思います。

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Mさんのスキルマッピング

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  • 1年後

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